三澤紗千香/「KADOKAWA×UP-FRONT STYLE アイドル☆声優オーディション 2008」グランプリ授賞式記事

“アイドル声優オーディション”グランプリは16歳の三澤紗千香さん(Yahoo!ニュース:webザテレビジョン)(魚拓)
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(株)アップフロントエージェンシー、(株)角川書店、(株)角川ザテレビジョンの合同企画として行われた「KADOKAWA×UP-FRONT STYLE アイドル☆声優オーディション 2008」の審査結果が21日、都内で発表され、グランプリに輝いた山梨県在住の高校生・三澤紗千香さん(16)が受賞式に出席した。

このオーディションはアニメ声優としてはもちろん、アーティストとしても幅広く活躍できる人材を発掘するために3 社が企画したもの。グランプリ受賞者にはアップフロントグループとの専属契約などが約束されることから、初開催ながら約1500通に上る応募があった。その中から見事栄冠を勝ち取った三澤さんは、現在16歳の高校2年生。4月から放送がスタートするアニメでの声優デビューが決定している。

声優、歌手として活躍している坂本真綾にあこがれ、普段から歌の練習を欠かさないと話す三澤さんは「実家は田舎なので、隣の家まで遠いんです。だから毎日、自分の部屋でものすごく大きな声で歌う練習をしています。ただ、夜中にも歌ったりするので、母から『いい加減にしなさい!』って怒られちゃうことはありました。でも、夢がかなったので良かったです」と笑顔でコメント。歌手、声優のどちらにも興味を持ち、まさに今回のオーディションは“自分向き”だと思い応募したそうで、「『機動戦士ガンダム00』や『涼宮ハルヒの憂鬱』などが好きです。学校でもよくアニメの話をしています。ただ、アニメ好きの友達が多くて、逆に今回の受賞のことを話しづらいんですよ(笑)。できれば、雑誌に載ったりしているわたしに気付いてもらえるとうれしいなぁ」と話した。

オーディションやこの日の受賞式のために何度か上京したものの、「東京は自動改札機が多くて怖いです(笑)」と初々しく語る彼女。それでも、将来の目標について聞かれると「坂本さんが演じているような大人の女性はもちろんですが、クールな少年の役など幅広いお芝居ができるような声優さんになりたいです」と瞳を輝かせた。

具体的な作品や役柄は不明。
画像にあるポスターは「シャングリ・ラ」の模様。